コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ 過去ログ
新ライブラリの旧バージョン
- 開発者名 : 川端一之
ライブラリ名 : なのはmini (※Stockfish-2.1をベースに作成)
機能説明
ダウンロード(CSAサイト)
2015年1月2日受付 2015年1月3日公開
世界コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ制度変更のお知らせ
世界コンピュータ将棋選手権では「個々の開発者は一つのソフトのみに参加すること」を参加資格としておりますが、2005年5月開催の第15回大会より、思考部の一部にライブラリの使用を認めております。
これは、新規参加への敷居を下げ、大会をこれまで以上に発展させるとともに、研究開発成果を蓄積してコンピュータ将棋のさらなる進歩をはかること、思考部の一部のみの研究開発でも成果を大会でアピールできるようにすることにより研究開発へのモチベーションを上げることを目的としており、2012年7月7日まで、新規のライブラリの受付を行っておりました。
しかし、コンピュータ将棋がプロ棋士との真剣勝負が可能なレベルに達するに至り、コンピュータ将棋教会(CSA)理事会では、世界コンピュータ将棋選手権の位置付けの見直しが必要な時期に来ていると判断いたしました。
選手権におけるCSA使用可能ライブラリの使用についても、皆様よりご意見をいただき、毎年見直してまいりましたが、今回の見直しに伴い、ライブラリ制度についても大幅に変更することとして、2012年7月7日をもって「世界コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ規程」「世界コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ募集要項」を廃止いたしました。
なお、現在CSA使用可能ライブラリとして登録されておりますライブラリは、少なくとも2014年の選手権まで使用が可能といたします。
何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
旧ライブラリの最新版(2014年開催の第24回選手権まで使用可能)
世界コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ規程
2006年12月20日制定
2009年11月14日改訂
2012年7月7日廃止
第一章 総則
(定義)
第一条 この規程において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
- 一 CSA コンピュータ将棋協会
- 二 選手権 世界コンピュータ将棋選手権
- 三 思考部 プログラムにおける将棋のルールに則った指し手の決定部
- 四 使用可能ライブラリ 世界コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ
- 五 申請ライブラリ 使用可能ライブラリとして申請されるライブラリ
- 六 審査委員会 CSAが任命したCSAライブラリ審査委員会
- 七 ルール委員会 CSAが任命したコンピュータ将棋選手権ルール委員会
(目的)
第二条 本規程は、選手権において全ての参加者が自由に使用が可能な、指し手の決定に関連するライブラリを定めることにより、新規参加への敷居を下げて選手権をこれまで以上に発展させること、研究開発成果を蓄積してコンピュータ将棋のさらなる進歩をはかること、および指し手の決定に関連する一部のみの研究開発でも成果を選手権でアピールできるようにすることにより研究開発へのモチベーションを上げることを目的とする。
第二章 使用可能ライブラリ
(使用可能ライブラリ)
第三条 使用可能ライブラリは、その開発者からの申請に基づき、審査委員会によって認定される。
(満たすべき条件)
第四条
- 1 使用可能ライブラリは、次の各号に掲げる条件を満たさなければならない。
- 一 選手権において、参加プログラムの一部として使用することに関して、その使用者が、「世界コンピュータ将棋選手権ルール」にて規定される使用表明以外の一切の義務を負わない。
- 二 いかなる場合においても、CSAは使用可能ライブラリの使用に関する一切の責任を負わない。
- 三 自作であり、かつオリジナリティがある。
- 四 思考部のコードの全ての開発者の氏名が明記されている。
- 五 印刷してA4一枚になる程度の機能説明が付加されている。
- 六 ウィルスや悪意のあるコードが混入していない。
- 七 致命的なバグが存在しない。
- 2 使用可能ライブラリは、それ単体で一通り将棋が指せる、あるいはそれに近いものである場合、原則としてソースが公開されていなければならない。そうでない場合は、ソースの公開・非公開は問わない。また、公開の場合、その時期や場所も問わない。
(公開)
第五条 使用可能ライブラリは、第六条による公開の停止、又は第十条による認定の取消がなされない限り、認定された時点のものが、CSAのウェブサイトにて恒久的に公開される。
(公開の停止)
第六条
- 1 使用可能ライブラリが第四条第1項第六号又は第七号に反するとの疑義が生じた場合、審査委員会が審査を行う。その結果、第四条第1項第六号又は第七号に反すると判定された場合、CSAのウェブサイトにおける公開が停止された上、使用者への注意喚起の旨の表記がなされる。
- 2 公開の停止に関する異議はルール委員会が受け付ける。
第三章 申請
(申請手順)
第七条
- 1 申請は、審査委員会に対して、電子メールで行う。
- 2 申請メールには、次の各号に掲げる事項を記載するものとする。
- 一 申請ライブラリ名。
- 二 申請ライブラリの思考部に関連するコードの全ての開発者の氏名。
- 三 申請ライブラリ(利用条件・ライセンス含む)の本体、または、ライブラリ本体をインターネット上の任意の場所に置いた上でのそのURI。なお、後者を推奨する。
- 四 印刷してA4一枚になる程度の機能説明。
- 3 申請が受理された場合、前項の第一号及び第二号はCSAのウェブサイトで公開される。
- 4 申請後、審査委員会から質問があった場合には、申請者は速やかに回答するものとする。
- 5 申請は随時受け付ける。
(バージョンアップの扱い)
第八条 申請後、または認定後に使用可能ライブラリの修正またはバージョンアップが行われた場合、それが新たに申請および認定されない限り、使用可能ライブラリとはならない。
第四章 認定
(審査)
第九条
- 1 第七条に基づく申請があった場合、審査委員会は、その本体、機能、利用条件、およびライセンス等が第四条で定めた条件を満たすかどうか審査を行う。
- 2 審査委員会は、審査の過程での不明点について、申請者に質問ができる。
- 3 審査委員会は、申請が受理されてから1ヶ月以内に、使用可能ライブラリとして認定するかどうかの結果を申請者に通知し、またCSAのウェブサイトに発表する。
(認定の取消)
第十条
- 1 使用可能ライブラリが、その認定後に第四条第1項の条件を満たさないとの疑義が生じた場合、審査委員会が審査を行う。その結果、第四条第1項の条件を満たさないと判定された場合、認定の取消の予告が発表され、CSAのウェブサイトにて告知される。
- 2 認定の取消は、予告の発表の6ヶ月後に行われる。
- 3 認定の取消に関する異議はルール委員会が受け付ける。
第五章 使用
(選手権ごとの申請期日)
第十一条
- 1 個々の選手権において、次の各号に掲げる条件をすべて満たす使用可能ライブラリを用いることができる。
- 一 その選手権の開催日の前年12月31日までに申請されている。
- 二 その選手権の試合初日までに使用可能ライブラリとして認定され、それがその選手権の試合初日時点で取り消されていない。
- すなわち、ある選手権で用いることができる使用可能ライブラリは、認定の取消がされない限り、それ以降のすべての選手権で用いることができる。
認定の取消の予告が発表されていても、選手権試合初日にまだ認定が取り消されていない使用可能ライブラリは、その選手権で用いることができる。
- 2 前項第一号の期日後に申請された申請ライブラリであっても、それが申請期日以前に申請された申請ライブラリ又は使用可能ライブラリに対するバグフィックス等のバージョンアップである場合は、それが選手権試合初日までに使用可能ライブラリとして認定されれば、その選手権で用いることができる。
ただし、改良や機能追加がある場合は、その選手権で用いることはできない。
(選手権における使用)
第十二条 選手権における使用可能ライブラリの使用については、「世界コンピュータ将棋選手権大会ルール」にて規定する。
附則
(施行期日)
第一条 この規定は、平成21年12月5日から施行する。
世界コンピュータ将棋選手権(第22回)使用可能ライブラリ募集のお知らせ
世界コンピュータ将棋選手権では「個々の開発者は一つのソフトのみに参加すること」を参加資格としておりますが、2005年5月開催の第15回大会より、思考部の一部にライブラリの使用を認めております。
これは、新規参加への敷居を下げ、大会をこれまで以上に発展させるとともに、研究開発成果を蓄積してコンピュータ将棋のさらなる進歩をはかること、思考部の一部のみの研究開発でも成果を大会でアピールできるようにすることにより研究開発へのモチベーションを上げることを目的としています。
ライブラリ開発者は下記の手順によってコンピュータ将棋協会(CSA)ライブラリ審査委員会に申請を行うことができます。審査をパスしたライブラリは「コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ」となり、CSAの公式サイトでも公開されます。
世界コンピュータ将棋選手権参加者は、この使用可能ライブラリを使用することができます。ただし、ライブラリそのままの部分以外に、自力で十分な工夫を施した部分があること、期日までにその工夫をアピールする文書を提出すること、および、 使用する使用可能ライブラリを表明することが必要です。
なお、世界コンピュータ将棋選手権におけるライブラリ関連のルールにつきましては、1年ごとに見直す予定です。来年5月の世界コンピュータ将棋選手権に向けた大会ルールは、近日中にCSAの公式サイトで公開されます。
世界コンピュータ将棋選手権(第22回)使用可能ライブラリ募集要項
1. スケジュール
- ライブラリ申請は随時受け付けている。
- ただし、次回(2012年5月)選手権使用可能ライブラリについては2011年12月31日申請締切とする。(選手権申込開始は12月下旬、締切は1月31日となる予定)
- 申請から1ヶ月以内に審査結果(使用可か否か)を発表する。
- 次々回(2013年5月頃の予定)使用可能ライブラリについては締切等を変更する予定である。
2. 使用可能ライブラリの満たすべき条件
- 世界コンピュータ将棋選手権への参加に関して、無料で自由に使えること。
- CSAはいかなる場合においても使用可能ライブラリの使用に関する一切の責任を負わないこと。
- ソースの公開・非公開は問わないが、それ単体で一通り将棋が指せる、あるいはそれに近いものの場合は、公開を原則とする。
- 自分のサイトでの公開の有無や公開時期は問わない。
3. 使用可能ライブラリの扱い
- 一旦使用可能と認定されたものは、そのバージョンに関してはCSA公式サイトにて恒久的に公開される。また、以降の大会でも恒久的に使用可能。
- ただし、使用可能ライブラリにウィルスや悪意のあるコードの混入・致命的なバグが発覚した場合、CSA公式サイトでの公開を停止した上、使用者への注意喚起の旨の表記がなされる。
- ライブラリが「2. 使用可能ライブラリの満たすべき条件」に反するとCSAライブラリ審査委員会が判断した場合、認定を取り消す。認定の取消はあらかじめ予告され、その6ヶ月後に発効する。
- 公開停止・認定取消に関する異議はCSAルール委員会で受け付ける。
4. 申請手順
- ライブラリ(利用条件・ライセンス含む)をCSAライブラリ審査委員会に電子的に送付のこと。(ライブラリ本体をどこかに置き、そのURIを送付することを推奨)
- 印刷してA4一枚になる程度の機能説明を付加すること。
- ライブラリ審査委員会から質問があった場合には速やかに回答すること。
- バージョンアップした場合は新たに申請すること(旧版も公開され続ける)。バグフィックス等の場合は締切後も申請可能だが、改良・機能追加は不可とする(次々回選手権への申請扱いとなる)。
- ライブラリの審査委員会への申請と審査結果は公表する。
5. 審査
- CSAライブラリ審査委員会が行う。
- 機能・利用条件・ライセンス等を含めて審査する。
- 不明点などについて申請者に質問することがある。
- 新規申請の場合は1ヶ月以内に結果を発表・通知する。
- バグフィックスなどのバージョンアップの場合は審査を簡略化する。
6. 選手権参加者の使用可能ライブラリ使用について
- 使用可能ライブラリの選手権での使用にあたっては、指定する期日までに申請しなければならない。(2012年5月の選手権についての締切は3月31日となる予定)
- 複数の選手権参加者が同一の使用可能ライブラリを使用しても良い。
- 同時に複数の使用可能ライブラリを使用しても良い。
- 手を入れて使うのはOKだが、それも使用したことになる。
- 選手権参加者は用いた使用可能ライブラリを公表するものとする。(自分が作成した使用可能ライブラリであっても同じ)
- 「参加プログラム開発者」として表明されているメンバー以外が開発者に含まれるライブラリを使用している参加者は、予選通過が一定数以下に制限される。
- 使用可能ライブラリを用いた参加プログラムを作成するにあたっては、自力で十分な工夫を施し、それをアピールする文書を期日までに提出しなければならない。(2012年5月の選手権についての締切は3月31日となる予定)
7. 申請・問い合わせ先
(附則)本要項は別途定める世界コンピュータ将棋選手権大会ルール、および世界コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ規程に基づいて作成されているが、これらに矛盾がある場合、まず世界コンピュータ将棋選手権大会ルール、次に世界コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ規程が優先される。
【参考】予選通過制限の実例
・ライブラリ使用状況
大文字(A, B, C):オリジナル、あるいは自分の作ったライブラリ使用:いわゆる「本家」
小文字(a, b):他の人の作ったライブラリ使用:いわゆる「分家」
・判定
○:予選通過
×:予選通過ではない
●例1
1位プログラム A → ○
2位プログラム a → ○
3位プログラム a → ○
4位プログラム a → ×
5位プログラム C → ○
(6位以下省略)
※他の人の作ったライブラリを使用しているプログラムの予選通過数は、各ライブラリごとに、1次→2次、2次→決勝とも2に制限されます。なお、総数は制限されません。
●例2
1位プログラム a → ○
2位プログラム a → ○
3位プログラム a → ×
4位プログラム A → ○
5位プログラム E → ○
(6位以下省略)
※ライブラリの作者自身のプログラムは、予選通過制限の対象にはなりません。
●例3
1位プログラム A → ○
2位プログラム a → ○
3位プログラム a → ○
4位プログラム a → ×
5位プログラム B → ○
6位プログラム b → ○
(7位以下省略)
※予選通過制限は各ライブラリごとに行われます。
●例4
1位プログラム A → ○
2位プログラム ab → ○
3位プログラム a → ○
4位プログラム a → ×
5位プログラム b → ○
(6位以下省略)
●例5
1位プログラム A → ○
2位プログラム a → ○
3位プログラム a → ○
4位プログラム Ba → ×
5位プログラム b → ○
(6位以下省略)
※自分が別のライブラリの作者であっても、他の人の作ったライブラリも使用していた場合、予選通過制限の対象となります。
昨年からの変更点は次の通りです。
- 「分家」の予選通過数制限について、決勝シード廃止に伴い、2次→決勝も1次→2次と同様、2つまでと変更になりました。
- CSA使用可能ライブラリを使う場合は、アピール文書の提出が必須となりました。
- 次々回(2013年5月頃の予定)使用可能ライブラリの申請の締切等は、変更がある予定です。決まりましたら早急に発表します。
ライブラリ申請状況
審査経過
- 開発者名 : Team GPS (田中哲朗、金子知適、森脇大悟、副田俊介、林芳樹、竹内聖悟)
ライブラリ名 : osl-for-csa (バージョン 0.8)
2011年12月27日受付 2012年1月25日認定
- 開発者名 : Team GPS (田中哲朗、金子知適、森脇大悟、副田俊介、林芳樹、竹内聖悟)
ライブラリ名 : gpsshogi-for-csa (バージョン 0.8)
2011年12月27日受付
2012年1月25日認定
- 開発者名 : 保木邦仁
ライブラリ名 : Bonanza Version 6.0.0
2011年7月11日受付 2011年8月3日認定
第22回コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ (下記のものは新しいバージョンが使用可能ライブラリとして認定されていますのでご注意ください)
世界コンピュータ将棋選手権(第21回)使用可能ライブラリ募集のお知らせ
世界コンピュータ将棋選手権では「個々の開発者は一つのソフトのみに参加すること」を参加資格としておりますが、2005年5月開催の第15回大会より、思考部の一部にライブラリの使用を認めております。
これは、新規参加への敷居を下げ、大会をこれまで以上に発展させるとともに、研究開発成果を蓄積してコンピュータ将棋のさらなる進歩をはかること、思考部の一部のみの研究開発でも成果を大会でアピールできるようにすることにより研究開発へのモチベーションを上げることを目的としています。
ライブラリ開発者は下記の手順によってコンピュータ将棋協会(CSA)ライブラリ審査委員会に申請を行うことができます。審査をパスしたライブラリは「コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ」となり、CSAの公式サイトでも公開されます。
世界コンピュータ将棋選手権参加者は、この使用可能ライブラリを使用することができます。ただし、ライブラリそのままの部分以外に、自力で十分な工夫を施した部分があること、および、大会当日に、開発者名等と同様に使用した使用可能ライブラリを表明することが必要です。
なお、世界コンピュータ将棋選手権におけるライブラリ関連のルールにつきましては、1年ごとに見直す予定です。来年5月の世界コンピュータ将棋選手権に向けた大会ルールは、近日中にCSAの公式サイトで公開されます。
世界コンピュータ将棋選手権(第21回)使用可能ライブラリ募集要項
1. スケジュール
- ライブラリ申請は随時受け付けている。
- ただし、次回(2011年5月)選手権使用可能ライブラリについては2010年12月31日申請締切とする。(選手権申込開始は12月下旬、締切は1月31日となる予定)
- 申請から1ヶ月以内に審査結果(使用可か否か)を発表する。
- 次々回(2012年5月頃の予定)使用可能ライブラリについては2011年12月31日締切。
2. 使用可能ライブラリの満たすべき条件
- 世界コンピュータ将棋選手権への参加に関して、無料で自由に使えること。
- CSAはいかなる場合においても使用可能ライブラリの使用に関する一切の責任を負わないこと。
- ソースの公開・非公開は問わないが、それ単体で一通り将棋が指せる、あるいはそれに近いものの場合は、公開を原則とする。
- 自分のサイトでの公開の有無や公開時期は問わない。
3. 使用可能ライブラリの扱い
- 一旦使用可能と認定されたものは、そのバージョンに関してはCSA公式サイトにて恒久的に公開される。また、以降の大会でも恒久的に使用可能。
- ただし、使用可能ライブラリにウィルスや悪意のあるコードの混入・致命的なバグが発覚した場合、CSA公式サイトでの公開を停止した上、使用者への注意喚起の旨の表記がなされる。
- ライブラリが「2. 使用可能ライブラリの満たすべき条件」に反するとCSAライブラリ審査委員会が判断した場合、認定を取り消す。認定の取消はあらかじめ予告され、その6ヶ月後に発効する。
- 公開停止・認定取消に関する異議はCSAルール委員会で受け付ける。
4. 申請手順
- ライブラリ(利用条件・ライセンス含む)をCSAライブラリ審査委員会に電子的に送付のこと。(ライブラリ本体をどこかに置き、そのURIを送付することを推奨)
- 印刷してA4一枚になる程度の機能説明を付加すること。
- ライブラリ審査委員会から質問があった場合には速やかに回答すること。
- バージョンアップした場合は新たに申請すること(旧版も公開され続ける)。バグフィックス等の場合は締切後も申請可能だが、改良・機能追加は不可とする(次々回選手権への申請扱いとなる)。
- ライブラリの審査委員会への申請と審査結果は公表する。
5. 審査
- CSAライブラリ審査委員会が行う。
- 機能・利用条件・ライセンス等を含めて審査する。
- 不明点などについて申請者に質問することがある。
- 新規申請の場合は1ヶ月以内に結果を発表・通知する。
- バグフィックスなどのバージョンアップの場合は審査を簡略化する。
6. 選手権参加者の使用可能ライブラリ使用について
- 使用可能ライブラリの選手権での使用にあたっては、指定する期日までに申請しなければならない。(2011年5月の選手権についての締切は3月31日となる予定)
- 複数の選手権参加者が同一の使用可能ライブラリを使用しても良い。
- 同時に複数の使用可能ライブラリを使用しても良い。
- 手を入れて使うのはOKだが、それも使用したことになる。
- 選手権参加者は用いた使用可能ライブラリを公表するものとする。(自分が作成した使用可能ライブラリであっても同じ)
- 「参加プログラム開発者」として表明されているメンバー以外が開発者に含まれるライブラリを使用している参加者は、予選通過が一定数以下に制限される。
・選手権参加プログラムは自力で十分な工夫を施しているものとする。
7. 申請・問い合わせ先
(附則)本要項は別途定める世界コンピュータ将棋選手権大会ルール、および世界コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ規程に基づいて作成されているが、これらに矛盾がある場合、まず世界コンピュータ将棋選手権大会ルール、次に世界コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ規程が優先される。
【参考】予選通過制限の実例
・ライブラリ使用状況
- 大文字(A, B, C):オリジナル、あるいは自分の作ったライブラリ使用:いわゆる「本家」
- 小文字(a, b):他の人の作ったライブラリ使用:いわゆる「分家」
・判定
- ○:予選通過
- ×:予選通過ではない
●例1
- 1位プログラム A → ○
- 2位プログラム a → ○
- 3位プログラム a → ×
- 4位プログラム a → ×
- 5位プログラム C → ○
- ※他の人の作ったライブラリを使用しているプログラムの予選通過数は、各ライブラリごとに、1次→2次は2、2次→決勝は1に制限されます。ここであげている例は、2次→決勝の場合です。なお、総数は制限されません。
●例2
- 1位プログラム a → ○
- 2位プログラム a → ×
- 3位プログラム a → ×
- 4位プログラム A → ○
- 5位プログラム E → ○
- ※ライブラリの作者自身のプログラムは、予選通過制限の対象にはなりません。
●例3
- 1位プログラム A → ○
- 2位プログラム a → ○
- 3位プログラム a → ×
- 4位プログラム B → ○
- 5位プログラム b → ○
- ※予選通過制限は各ライブラリごとに行われます。
●例4
- 1位プログラム A → ○
- 2位プログラム ab → ○
- 3位プログラム a → ×
- 4位プログラム a → ×
- 5位プログラム b → ×
●例5
- 1位プログラム A → ○
- 2位プログラム a → ○
- 3位プログラム a → ○
- 4位プログラム Ba → ×
- 5位プログラム b → ×
- ※自分が別のライブラリの作者であっても、他の人の作ったライブラリも使用していた場合、予選通過制限の対象となります。
昨年からの変更点は次の通りです。
- 「分家」の予選通過数制限について、総数制限から各ライブラリごとの通過数制限に変更になりました。
- CSA使用可能ライブラリを使う場合は、3月末までに申告することが必須となりました。
- 使うと申告して実際に使わないことは可能ですが、3月末までに申告せずにライブラリを使うことはできません。
- 予選通過数制限はこの申告に基づいて適用されます。実際にライブラリを使わなくても予選通過数制限の対象となります。
- ライブラリ中の評価関数学習ルーチンを使って学習したパラメータを用いるのみでも、ライブラリを使用したとみなすことになりました。
ライブラリ申請状況
審査経過
- 開発者名 : Team GPS (田中哲朗、金子知適、森脇大悟、副田俊介、林芳樹、竹内聖悟)
ライブラリ名 : osl-for-csa (バージョン 0.7)
2010年12月30日受付 2011年1月27日認定
- 開発者名 : Team GPS (田中哲朗、金子知適、森脇大悟、副田俊介、林芳樹、竹内聖悟)
ライブラリ名 : gpsshogi-for-csa (バージョン 0.7)
2010年12月30日受付 2011年1月27日認定
- 開発者名 : 保木邦仁、小幡拓弥、杉山卓弥、伊藤毅志
ライブラリ名 : Bonanza Feliz 0.0
2010年5月11日受付 2010年6月1日認定
第21回コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ
世界コンピュータ将棋選手権(第20回)使用可能ライブラリ募集のお知らせ
世界コンピュータ将棋選手権では「個々の開発者は一つのソフトのみに参加すること」を参加資格としておりますが、2005年5月開催の第15回大会より、思考部の一部にライブラリの使用を認めております。
これは、新規参加への敷居を下げ、大会をこれまで以上に発展させるとともに、研究開発成果を蓄積してコンピュータ将棋のさらなる進歩をはかること、思考部の一部のみの研究開発でも成果を大会でアピールできるようにすることにより研究開発へのモチベーションを上げることを目的としています。
ライブラリ開発者は下記の手順によってコンピュータ将棋協会(CSA)ライブラリ審査委員会に申請を行うことができます。審査をパスしたライブラリは「コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ」となり、CSAの公式サイトでも公開されます。
世界コンピュータ将棋選手権参加者は、この使用可能ライブラリを使用することができます。ただし、ライブラリそのままの部分以外に、自力で十分な工夫を施した部分があること、および、大会当日に、開発者名等と同様に使用した使用可能ライブラリを表明することが必要です。
なお、世界コンピュータ将棋選手権におけるライブラリ関連のルールにつきましては、1年ごとに見直す予定です。来年5月の世界コンピュータ将棋選手権に向けた大会ルールは、近日中にCSAの公式サイトで公開されます。
世界コンピュータ将棋選手権(第20回)使用可能ライブラリ募集要項
1. スケジュール
- ライブラリ申請は随時受け付けている。
- ただし、次回(2010年5月)選手権使用可能ライブラリについては2009年12月31日申請締切とする。(選手権申込開始は12月下旬、締切は1月31日となる予定)
- 申請から1ヶ月以内に審査結果(使用可か否か)を発表する。
- 次々回(2011年5月頃の予定)使用可能ライブラリについては2010年12月31日締切。
2. 使用可能ライブラリの満たすべき条件
- 世界コンピュータ将棋選手権への参加に関して、無料で自由に使えること。
- CSAはいかなる場合においても使用可能ライブラリの使用に関する一切の責任を負わないこと。
- ソースの公開・非公開は問わないが、それ単体で一通り将棋が指せる、あるいはそれに近いものの場合は、公開を原則とする。
- 自分のサイトでの公開の有無や公開時期は問わない。
3. 使用可能ライブラリの扱い
- 一旦使用可能と認定されたものは、そのバージョンに関してはCSA公式サイトにて恒久的に公開される。また、以降の大会でも恒久的に使用可能。
- ただし、使用可能ライブラリにウィルスや悪意のあるコードの混入・致命的なバグが発覚した場合、CSA公式サイトでの公開を停止した上、使用者への注意喚起の旨の表記がなされる。
- ライブラリが「2. 使用可能ライブラリの満たすべき条件」に反するとCSAライブラリ審査委員会が判断した場合、認定を取り消す。認定の取消はあらかじめ予告され、その6ヶ月後に発効する。
- 公開停止・認定取消に関する異議はCSAルール委員会で受け付ける。
4. 申請手順
- ライブラリ(利用条件・ライセンス含む)をCSAライブラリ審査委員会に電子的に送付のこと。(ライブラリ本体をどこかに置き、そのURIを送付することを推奨)
- 印刷してA4一枚になる程度の機能説明を付加すること。
- ライブラリ審査委員会から質問があった場合には速やかに回答すること。
- バージョンアップした場合は新たに申請すること(旧版も公開され続ける)。バグフィックス等の場合は締切後も申請可能だが、改良・機能追加は不可とする(次々回選手権への申請扱いとなる)。
- ライブラリの審査委員会への申請と審査結果は公表する。
5. 審査
- CSAライブラリ審査委員会が行う。
- 機能・利用条件・ライセンス等を含めて審査する。
- 不明点などについて申請者に質問することがある。
- 新規申請の場合は1ヶ月以内に結果を発表・通知する。
- バグフィックスなどのバージョンアップの場合は審査を簡略化する。
6. 選手権参加者の使用可能ライブラリ使用について
- 複数の選手権参加者が同一の使用可能ライブラリを使用しても良い。
- 同時に複数の使用可能ライブラリを使用しても良い。
- 手を入れて使うのはOKだが、それも使用したことになる。
- 選手権参加者は用いた使用可能ライブラリを公表するものとする。(自分が作成した使用可能ライブラリであっても同じ)
- 「参加プログラム開発者」として表明されているメンバー以外が開発者に含まれるライブラリを使用している参加者は、予選通過が一定数以下に制限される。
- 選手権参加プログラムは自力で十分な工夫を施しているものとする。
7. 申請・問い合わせ先
(附則) 本要項は別途定める世界コンピュータ将棋選手権大会ルール、および世界コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ規程に基づいて作成されているが、これらに矛盾がある場合、まず世界コンピュータ将棋選手権大会ルール、次に世界コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ規程が優先される。
【参考】予選通過制限の実例
・ライブラリ使用状況
- 大文字(A, B, C):オリジナル、あるいは自分の作ったライブラリ使用:いわゆる「本家」
- 小文字(a, b):他の人の作ったライブラリ使用:いわゆる「分家」
・判定
- ○:予選通過
- ×:予選通過ではない
●例1
- 1位プログラム A → ○
- 2位プログラム a → ○
- 3位プログラム a → ○
- 4位プログラム a → ×
- 5位プログラム C → ○
- ※他の人の作ったライブラリを使用しているプログラムの予選通過数は、1次→2次は4、2次→決勝は2に制限されます。ここであげている例は、2次→決勝の場合です。
●例2
- 1位プログラム a → ○
- 2位プログラム a → ○
- 3位プログラム a → ×
- 4位プログラム A → ○
- 5位プログラム E → ○
- ※ライブラリの作者自身のプログラムは、予選通過制限の対象にはなりません。
●例3
- 1位プログラム A → ○
- 2位プログラム a → ○
- 3位プログラム a → ○
- 4位プログラム B → ○
- 5位プログラム b → ×
●例4
- 1位プログラム A → ○
- 2位プログラム b → ○
- 3位プログラム a → ○
- 4位プログラム a → ×
- 5位プログラム b → ×
- ※誰が作ったライブラリかに関わらず、「他の人の作ったライブラリを使用するプログラム」とひとくくりにして予選通過制限が行われます。
●例5
- 1位プログラム A → ○
- 2位プログラム a → ○
- 3位プログラム a → ○
- 4位プログラム Ba → ×
- 5位プログラム b → ×
- ※自分が別のライブラリの作者であっても、他の人の作ったライブラリも使用していた場合、予選通過制限の対象となります。
注釈
●定跡データは、思考部の一部とはみなしません。
- 他の人が作ったものでも自由に使って構いません。
- 公開されている使用可能ライブラリに含まれているかどうかも問いません。
- 使用可能ライブラリに含まれている定跡データのみを用いたとしても、CSA選手権において、その使用可能ライブラリを使用したという扱いにはなりません。
●評価関数パラメータは、思考部の一部とみなします。
- 使用可能ライブラリに含まれているものは、使用して構いません。ただし、CSA選手権において、その使用可能ライブラリを使用したという扱いになります。
- 使用可能ライブラリに含まれていないものは、使用不可です。
- 元の値に乱数を加えるなど微調整したものは、その使用可能ライブラリを使用したという扱いになります。
- データ構造は同一だが、自ら全面的に再学習・再設定したものは、その使用可能ライブラリを使用したという扱いにはなりません。
昨年からの変更点は次の通りです。
- れさぴょん、osl-for-csa, Bonanza 等のような粒度の大きいライブラリは、ソースが公開されていない場合は、原則としてライブラリとして認めないことになりました。
- 年が明けてから選手権までのバージョンアップは、バグフィックスのみ可とし、高速化・改良等は認めないことになりました。
- ライブラリの選手権での運用ルールについては、毎年見直すことを明言しました。
- 今回導入される、いわゆる「分家」の予選通過制限について言及しました。
ライブラリ申請状況
審査経過
- 開発者名 : 保木邦仁
ライブラリ名 : Bonanza Version 4.1.3
2010年1月1日受付 2010年1月25日認定
- 開発者名 : 田中哲朗、金子知適、森脇大悟、副田俊介、林芳樹、竹内聖悟
ライブラリ名 : osl-for-csa (バージョン 0.6)
2009年12月29日受付 2010年1月14日認定
- 開発者名 : 田中哲朗、金子知適、森脇大悟、副田俊介、林芳樹、竹内聖悟
ライブラリ名 : gpsshogi-for-csa (バージョン 0.6)
2009年12月29日受付 2010年1月25日認定
第20回コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ
第20回コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ (非推奨)
第19回コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ
ライブラリ申請状況
審査経過
- 開発者名 : 保木邦仁ライブラリ名 : Bonanza Version 4.1.12009年4月26日受付 2009年5月1日認定
- 開発者名 : 田中哲朗、金子知適、森脇大悟、副田俊介、林芳樹、竹内聖悟
ライブラリ名 : osl-for-csa (バージョン 0.5)
2008年12月30日受付 2009年1月20認定
- 開発者名 : 保木邦仁
ライブラリ名 : Bonanza Version 4.0.3
2008年12月27日受付 2009年1月27日認定
世界コンピュータ将棋選手権(第19回)使用可能ライブラリ募集のお知らせ
世界コンピュータ将棋選手権では「思考部にオリジナリティがあること」「個々の開発者は一つのソフトのみに参加すること」を参加資格としておりますが、2005年5月開催の第15回大会より、思考部の一部にライブラリの使用を認めております。
これは、新規参加への敷居を下げ、大会をこれまで以上に発展させるとともに、研究開発成果を蓄積してコンピュータ将棋のさらなる進歩をはかること、思考部の一部のみの研究開発でも成果を大会でアピールできるようにすることにより研究開発へのモチベーションを上げることを目的としています。
ライブラリ開発者は下記の手順によってコンピュータ将棋協会(CSA)ライブラリ審査委員会に申請を行うことができます。審査をパスしたライブラリは「コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ」となり、CSAの公式サイトでも公開されます。
世界コンピュータ将棋選手権参加者は、この使用可能ライブラリを自由に使用することができます。ただし、大会当日に、開発者名等と同様に使用した使用可能ライブラリを表明する必要があります。
なお、世界コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ規程、および世界コンピュータ将棋選手権大会ルールは、近日中にCSAの公式サイトで公開される予定です。
世界コンピュータ将棋選手権(第19回)使用可能ライブラリ募集要項
1. スケジュール
- ライブラリ申請は随時受け付けている。
- ただし、次回(2009年5月)選手権使用可能ライブラリについては2008年12月31日申請締切とする。(選手権申込開始は12月下旬、締切は1月31日となる予定)
- 申請から1ヶ月以内に審査結果(使用可か否か)を発表する。
- 次々回(2010年5月頃の予定)使用可能ライブラリについては2009年12月31日締切。
2. 使用可能ライブラリの満たすべき条件
- 世界コンピュータ将棋選手権への参加に関して、無料で自由に使えること。
- CSAはいかなる場合においても使用可能ライブラリの使用に関する一切の責任を負わないこと。
- ソースの公開・非公開は問わない。
- 自分のサイトでの公開の有無や公開時期は問わない。
3. 使用可能ライブラリの扱い
- 一旦使用可能と認定されたものは、そのバージョンに関してはCSA公式サイトにて恒久的に公開される。また、以降の大会でも恒久的に使用可能。
- ただし、使用可能ライブラリにウィルスや悪意のあるコードの混入・致命的なバグが発覚した場合、CSA公式サイトでの公開を停止した上、使用者への注意喚起の旨の表記がなされる。
- ライブラリが「2. 使用可能ライブラリの満たすべき条件」に反するとCSAライブラリ審査委員会が判断した場合、認定を取り消す。認定の取消はあらかじめ予告され、その6ヶ月後に発効する。
- 公開停止・認定取消に関する異議はCSAルール委員会で受け付ける。
4. 申請手順
- ライブラリ(利用条件・ライセンス含む)をCSAライブラリ審査委員会に電子的に送付のこと。(ライブラリ本体をどこかに置き、そのURIを送付することを推奨)
- 印刷してA4一枚になる程度の機能説明を付加すること。
- ライブラリ審査委員会から質問があった場合には速やかに回答すること。
- バージョンアップした場合は新たに申請すること(旧版も公開され続ける)。バグフィックス等のバージョンアップの場合は締切後も申請可能だが、機能追加は不可とする(次々回選手権への申請扱いとなる)。
- ライブラリの審査委員会への申請と審査結果は公表する。
5. 審査
- CSAライブラリ審査委員会が行う。
- 機能・利用条件・ライセンス等を含めて審査する。
- 不明点などについて申請者に質問することがある。
- 新規申請の場合は1ヶ月以内に結果を発表・通知する。
- バグフィックスなどのバージョンアップの場合は審査を簡略化する。
6. 選手権参加者の使用可能ライブラリ使用について
- 複数の選手権参加者が同一の使用可能ライブラリを使用しても良い。
- 同時に複数の使用可能ライブラリを使用しても良い。
- 手を入れて使うのはOKだが、それも使用したことになる。
- 選手権参加者は用いた使用可能ライブラリを公表するものとする。(自分が作成した使用可能ライブラリであっても同じ)
- 選手権参加プログラムはオリジナリティのあるものとする。
7. 申請・問い合わせ先
- CSAライブラリ審査委員会 csa_library@computer-shogi.org
(附則)本要項は別途定める世界コンピュータ将棋選手権大会ルール、および世界コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ規程に基づいて作成されているが、これらに矛盾がある場合、まず世界コンピュータ将棋選手権大会ルール、次に世界コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ規程が優先される。
第18回コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ
世界コンピュータ将棋選手権(第18回)使用可能ライブラリ募集のお知らせ
世界コンピュータ将棋選手権では「思考部にオリジナリティがあること」「個々の開発者は一つのソフトのみに参加すること」を参加資格としておりますが、2005年5月開催の第15回大会より、思考部の一部にライブラリの使用を認めております 。
これは、新規参加への敷居を下げ、大会をこれまで以上に発展させるとともに、研究開発成果を蓄積してコンピュータ将棋のさらなる進歩をはかること、思考部の一部のみの研究開発でも成果を大会でアピールできるようにすることにより研究開発へのモチベーションを上げることを目的としています。CSAの公式サイトでも公開されます。
ライブラリ開発者は下記の手順によってコンピュータ将棋協会(CSA)ライブラリ審査委員会に申請を行うことができます。審査をパスしたライブラリは「コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ」となり、CSAの公式サイトでも公開されます。
世界コンピュータ将棋選手権参加者は、この使用可能ライブラリを自由に使用することができます。ただし、大会当日に、開発者名等と同様に使用した使用可能ライブラリを表明する必要があります。
なお、世界コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ規程の詳細はCSAの公式サイトをご覧ください。
(注)申請を確認次第、通知をメールでお送りしますが、時期によっては通知が遅れる可能性があります。3日経っても受付通知が届かない場合は、お手数ですが改めてご連絡ください。(申請日は最初の申請メールの送付日として扱います)
世界コンピュータ将棋選手権(第18回)使用可能ライブラリ募集要項
1. スケジュール
- ライブラリ申請は随時受け付けている。
- ただし、次回(2008年5月)選手権使用可能ライブラリについては2007年12月31日申請締切とする。(選手権申込開始は12月中旬、締切は1月31日となる予定)
- 申請から1ヶ月以内に審査結果(使用可か否か)を発表する。
- 次々回(2009年5月頃の予定)使用可能ライブラリについては2008年12月31日締切。
2. 使用可能ライブラリの満たすべき条件
- 世界コンピュータ将棋選手権への参加に関して、無料で自由に使えること。
- CSAはいかなる場合においても使用可能ライブラリの使用に関する一切の責任を負わないこと。
- ソースの公開・非公開は問わない。
- 自分のサイトでの公開の有無や公開時期は問わない。
3. 使用可能ライブラリの扱い
- 一旦使用可能と認定されたものは、そのバージョンに関してはCSA公式サイトにて恒久的に公開される。また、以降の大会でも恒久的に使用可能。
- ただし、使用可能ライブラリにウィルスや悪意のあるコードの混入・致命的なバグが発覚した場合、CSA公式サイトでの公開を停止した上、使用者への注意喚起の旨の表記がなされる。
- ライブラリが「2. 使用可能ライブラリの満たすべき条件」に反するとCSAライブラリ審査委員会が判断した場合、認定を取り消す。認定の取消はあらかじめ予告され、その6ヶ月後に発効する。
- 公開停止・認定取消に関する異議はCSAルール委員会で受け付ける。
4. 申請手順
- ライブラリ(利用条件・ライセンス含む)をCSAライブラリ審査委員会に電子的に送付のこと。(ライブラリ本体をどこかに置き、そのURIを送付することを推奨)
- 印刷してA4一枚になる程度の機能説明を付加すること。
- ライブラリ審査委員会から質問があった場合には速やかに回答すること。
- バージョンアップした場合は新たに申請すること(旧版も公開され続ける)。バグフィックス等のバージョンアップの場合は締切後も申請可能だが、機能追加は不可とする(次々回選手権への申請扱いとなる)。
- ライブラリの審査委員会への申請と審査結果は公表する。
5. 審査
- CSAライブラリ審査委員会が行う。
- 機能・利用条件・ライセンス等を含めて審査する。
- 不明点などについて申請者に質問することがある。
- 新規申請の場合は1ヶ月以内に結果を発表・通知する。
- バグフィックスなどのバージョンアップの場合は審査を簡略化する。
6. 選手権参加者の使用可能ライブラリ使用について
- 複数の選手権参加者が同一の使用可能ライブラリを使用しても良い。
- 同時に複数の使用可能ライブラリを使用しても良い。
- 手を入れて使うのはOKだが、それも使用したことになる。
- 選手権参加者は用いた使用可能ライブラリを公表するものとする。(自分が作成した使用可能ライブラリであっても同じ)
- 選手権参加プログラムはオリジナリティのあるものとする。
7. 申請・問い合わせ先
- CSAライブラリ審査委員会 csa_library@computer-shogi.org
(附則) 本要項は別途定める世界コンピュータ将棋選手権大会ルール、および世界コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ規程に基づいて作成されているが、これらに矛盾がある場合、まず世界コンピュータ将棋選手権大会ルール、次に世界コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ規程が優先される。
ライブラリ申請状況
審査経過
- 開発者名 : 田中哲朗、金子知適、森脇大悟、副田俊介、林芳樹、竹内聖悟
ライブラリ名 : osl-for-csa (バージョン 0.4)
2007年12月26日受付 2008年1月11日認定
- 開発者名:うさぴょんの育ての親 (池泰弘)
ライブラリ名:れさぴょん (v3)
2007年11月12日受付 2007年12月11日認定
- 開発者名:うさぴょんの育ての親 (池泰弘)
ライブラリ名:れさぴょん for Java (v1)
2007年11月12日受付 2007年12月19日認定
第17回コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ
審査経過
- 開発者名 : 田中哲朗、金子知適、森脇大悟、副田俊介、林芳樹、竹内聖悟
ライブラリ名 : osl-for-csa (バージョン 0.3)
2005年12月28日受付 2007年1月23日認定
世界コンピュータ将棋選手権(第17回)使用可能ライブラリ募集のお知らせ
世界コンピュータ将棋選手権では「思考部にオリジナリティがあること」「個々の開発者は一つのソフトのみに参加すること」を参加資格としておりますが、2005年5月開催の第15回大会より、思考部の一部にライブラリの使用を認めております。
これは、新規参加への敷居を下げ、大会をこれまで以上に発展させるとともに、研究開発成果を蓄積してコンピュータ将棋のさらなる進歩をはかること、思考部の一部のみの研究開発でも成果を大会でアピールできるようにすることにより研究開発へのモチベーションを上げることを目的としています。
ライブラリ開発者は下記の手順によってコンピュータ将棋協会(CSA)ライブラリ審査委員会に申請を行うことができます。審査をパスしたライブラリはCSAの公式サイトでも公開されます。
世界コンピュータ将棋選手権参加者は、このライブラリを自由に使用することができます。
ただし、大会当日に、開発者名等と同様に使用したライブラリを表明する必要があります。
世界コンピュータ将棋選手権(第17回)使用可能ライブラリ募集要項
1. スケジュール
- ライブラリ申請は随時受け付けている。
- ただし、次回(2007年5月)選手権使用可能ライブラリについては2006年12月31日申請締切とする。(選手権申込開始は12月中旬、締切は1月31日となる予定)
- 申請から1ヶ月以内に審査結果(使用可か否か)を発表する。
- 次々回(2008年5月頃の予定)使用可能ライブラリについては2007年12月31日締切。
2. ライブラリの満たすべき条件
- 世界コンピュータ将棋選手権への参加に関して、無料で自由に使えること。
- CSAはいかなる場合においてもライブラリ使用に関する一切の責任を負わないこと。
- ソースの公開・非公開は問わない。
- 自分のサイトでの公開の有無や公開時期は問わない。
3. ライブラリの扱い
- 一旦使用可能と認定されたものは、そのバージョンに関してはCSA公式サイトにて恒久的に公開される。
また、以降の大会でも恒久的に使用可能。
- ただし、ライブラリにウィルスや悪意のあるコードの混入・致命的なバグが発覚した場合、CSA公式サイトでの公開を停止した上、使用者への注意喚起の旨の表記がなされる。
- ライブラリが「2. ライブラリの満たすべき条件」に反するとCSAライブラリ審査委員会が判断した場合、認定を取り消す場合がある。
認定の取消はあらかじめ予告され、その6ヶ月後に発効する。
- 公開停止・認定取消に関する異議はCSAルール委員会で受け付ける。
4. 申請手順
- ライブラリ(利用条件・ライセンス含む)をCSAライブラリ審査委員会に電子的に送付のこと。
(ライブラリ本体をどこかに置き、そのURIを送付することを推奨)
- 印刷してA4一枚になる程度の機能説明を付加すること。
- ライブラリ審査委員会から質問があった場合には速やかに回答すること。
- バージョンアップした場合は新たに申請すること(旧版も公開され続ける)。
バグフィックス等のバージョンアップの場合は締切後も申請可能だが、機能追加は不可とする(次々回選手権への申請扱いとなる)。
- ライブラリの審査委員会への申請と審査結果は公表する。
5. 審査
- CSAライブラリ審査委員会が行う。
- 機能・利用条件・ライセンス等を含めて審査する。
- 不明点などについて申請者に質問することがある。
- 新規申請の場合は1ヶ月以内に結果を発表・通知する。
- バグフィックスなどのバージョンアップの場合は審査を簡略化する。
6. 選手権参加者の使用可能ライブラリ使用について
- 複数の選手権参加者が同一の使用可能ライブラリを使用しても良い。
- 同時に複数の使用可能ライブラリを使用しても良い。
- 手を入れて使うのはOKだが、それも使用したことになる。
- 選手権参加者は用いた使用可能ライブラリを公表するものとする。
(自分が作成した使用可能ライブラリであっても同じ)
- 選手権参加プログラムはオリジナリティのあるものとする。
7. 申請・問い合わせ先
- CSAライブラリ審査委員会 csa_library@computer-shogi.org
(附則)本要項は別途定める世界コンピュータ将棋選手権大会ルール、および世界コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ規程に基づいて作成されているが、これらに矛盾がある場合、まず世界コンピュータ将棋選手権大会ルール、次に世界コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ規程が優先される。
世界コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ規程 2006年12月20日
第一章 総則
(定義)
第一条 この規程において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
- 一 CSA コンピュータ将棋協会
- 二 選手権 世界コンピュータ将棋選手権
- 三 思考部 プログラムにおける将棋のルールに則った指し手の決定部
- 四 使用可能ライブラリ 世界コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ
- 五 申請ライブラリ 使用可能ライブラリとして申請されるライブラリ
- 六 審査委員会 CSAが任命したCSAライブラリ審査委員会
- 七 ルール委員会 CSAが任命したコンピュータ将棋選手権ルール委員会
(目的)
第二条 本規程は、選手権において全ての参加者が自由に使用が可能な、指し手の決定に関連するライブラリを定めることにより、新規参加への敷居を下げて選手権をこれまで以上に発展させること、研究開発成果を蓄積してコンピュータ将棋のさらなる進歩をはかること、および指し手の決定に関連する一部のみの研究開発でも成果を選手権でアピールできるようにすることにより研究開発へのモチベーションを上げることを目的とする。
第二章 使用可能ライブラリ
(使用可能ライブラリ)
第三条 使用可能ライブラリは、その開発者からの申請に基づき、審査委員会によって認定される。
(満たすべき条件)
第四条
- 1 使用可能ライブラリは、次の各号に掲げる条件を満たさなければならない。
- 一 選手権において、参加プログラムの一部として使用することに関して、その使用者が、「世界コンピュータ将棋選手権ルール」にて規定される使用表明以外の一切の義務を負わない。
- 二 いかなる場合においても、CSAは使用可能ライブラリの使用に関する一切の責任を負わない。
- 三 自作であり、かつオリジナリティがある。
- 四 思考部のコードの全ての開発者の氏名が明記されている。
- 五 印刷してA4一枚になる程度の機能説明が付加されている。
- 六 ウィルスや悪意のあるコードが混入していない。
- 七 致命的なバグが存在しない。
- 2 使用可能ライブラリは、ソースの公開・非公開は問わない。また、公開の場合、その時期や場所も問わない。
(公開)
第五条 使用可能ライブラリは、第六条による公開の停止、又は第十条による認定の取消がなされない限り、認定された時点のものが、CSAのウェブサイトにて恒久的に公開される。
(公開の停止)
第六条
- 1 使用可能ライブラリが第四条第1項第六号又は第七号に反するとの疑義が生じた場合、審査委員会が審査を行う。その結果、第四条第1項第六号又は第七号に反すると判定された場合、CSAのウェブサイトにおける公開が停止された上、使用者への注意喚起の旨の表記がなされる。
- 2 公開の停止に関する異議はルール委員会が受け付ける。
第三章 申請
(申請手順)
第七条
- 1 申請は、審査委員会に対して、電子メールで行う。
- 2 申請メールには、次の各号に掲げる事項を記載するものとする。
- 一 申請ライブラリ名。
- 二 申請ライブラリの思考部に関連するコードの全ての開発者の氏名。
- 三 申請ライブラリ(利用条件・ライセンス含む)の本体、または、ライブラリ本体をインターネット上の任意の場所に置いた上でのそのURI。なお、後者を推奨する。
- 四 印刷してA4一枚になる程度の機能説明。
- 3 申請が受理された場合、前項の第一号及び第二号はCSAのウェブサイトで公開される。
- 4 申請後、審査委員会から質問があった場合には、申請者は速やかに回答するものとする。
- 5 申請は随時受け付ける。
(バージョンアップの扱い)
第八条 申請後、または認定後に使用可能ライブラリの修正またはバージョンアップが行われた場合、それが新たに申請および認定されない限り、使用可能ライブラリとはならない。
第四章 認定
(審査)
第九条
- 1 第七条に基づく申請があった場合、審査委員会は、その本体、機能、利用条件、およびライセンス等が第四条で定めた条件を満たすかどうか審査を行う。
- 2 審査委員会は、審査の過程での不明点について、申請者に質問ができる。
- 3 審査委員会は、申請が受理されてから1ヶ月以内に、使用可能ライブラリとして認定するかどうかの結果を申請者に通知し、またCSAのウェブサイトに発表する。
(認定の取消)
第十条
- 1 使用可能ライブラリが、その認定後に第四条第1項の条件を満たさないとの疑義が生じた場合、審査委員会が審査を行う。その結果、第四条第1項の条件を満たさないと判定された場合、認定の取消の予告が発表され、CSAのウェブサイトにて告知される。
- 2 認定の取消は、予告の発表の6ヶ月後に行われる。
- 3 認定の取消に関する異議はルール委員会が受け付ける。
第五章 使用
(選手権ごとの申請期日)
第十一条
- 1 個々の選手権において、次の各号に掲げる条件をすべて満たす使用可能ライブラリを用いることができる。
- 一 その選手権の開催日の前年12月31日までに申請されている。
- 二 その選手権の試合初日までに使用可能ライブラリとして認定され、それがその選手権の試合初日時点で取り消されていない。
- すなわち、ある選手権で用いることができる使用可能ライブラリは、認定の取消がされない限り、それ以降のすべての選手権で用いることができる。
認定の取消の予告が発表されていても、選手権試合初日にまだ認定が取り消されていない使用可能ライブラリは、その選手権で用いることができる。
- 2 前項第一号の期日後に申請された申請ライブラリであっても、それが申請期日以前に申請された申請ライブラリ又は使用可能ライブラリに対するバグフィックス等のバージョンアップである場合は、それが選手権試合初日までに使用可能ライブラリとして認定されれば、その選手権で用いることができる。
ただし、機能追加がある場合は、その選手権で用いることはできない。
(選手権における使用)
第十二条 選手権における使用可能ライブラリの使用については、「世界コンピュータ将棋選手権大会ルール」にて規定する。
附則
(施行期日)
第一条 この規定は、平成十八年十二月二十二日から施行する。
第16回コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ
審査経過
- 開発者名 : 田中哲朗、金子知適、副田俊介、林芳樹、竹内聖悟
ライブラリ名 : osl-for-csa (バージョン 0.2)
2005年12月17日受付 2006年1月15日認定
- 開発者名 : 森岡祐一
ライブラリ名 : JavaShogiLib(1.0)
2005年9月28日受付 2005年12月6日認定
コンピュータ将棋選手権(第16回)使用可能ライブラリ募集のお知らせ
コンピュータ将棋選手権では「思考部にオリジナリティがあること」「個々の開発者は一つのソフトのみに参加すること」を参加資格としておりますが、2005年5月開催の第15回大会より、思考部の一部にライブラリの使用を認めております。
これは、新規参加への敷居を下げ、大会をこれまで以上に発展させるとともに、研究開発成果を蓄積してコンピュータ将棋のさらなる進歩をはかること、思考部の一部のみの研究開発でも成果を大会でアピールできるようにすることにより研究開発へのモチベーションを上げることを目的としています。
ライブラリ開発者は下記の手順によってコンピュータ将棋協会(CSA)ライブラリ審査委員会に申請を行うことができます。審査をパスしたライブラリはCSAの公式サイトでも公開されます。
コンピュータ将棋選手権参加者は、このライブラリを自由に使用することができます。ただし、大会当日に、開発者名等と同様に使用したライブラリを表明する必要があります。
コンピュータ将棋選手権(第16回)使用可能ライブラリ募集要項
1. スケジュール
- ライブラリ申請は随時受け付けている。
- ただし、次回(2006年5月)選手権使用可能ライブラリについては2005年12月15日申請締切とする。(選手権申込開始は12月中旬、締切は1月31日となる予定)
- 申請から1ヶ月以内に審査結果(使用可か否か)を発表する。
- 次々回(2007年5月頃の予定)使用可能ライブラリについては2006年12月頃締切の予定。
2. ライブラリの満たすべき条件
- 選手権への参加に関して、無料で自由に使えること。
- CSAはライブラリ使用に関する一切の責任を負わないこと。
- ソースの公開・非公開は問わない。
- 自分のサイトでの公開の有無や公開時期は問わない。
3. ライブラリの扱い
- 一旦使用可能と認定されたものは、そのバージョンに関してはCSA公式サイトにて恒久的に公開される。また、以降の大会でも恒久的に使用可能。
- ただし、CSA側で使用許可を取り消す場合がある。
- ライブラリの審査委員会への申請と審査結果は公表する。
4. 申請手順
- ライブラリ(利用条件・ライセンス含む)をCSAライブラリ審査委員会に電子的に送付のこと。(ライブラリ本体をどこかに置き、そのURIを送付することを推奨)
- 印刷してA4一枚になる程度の機能説明を付加すること。
- ライブラリ審査委員会から質問があった場合には速やかに回答すること。
- バージョンアップした場合は新たに申請すること(旧版も公開され続ける)。バグフィックス等のバージョンアップの場合は締切後も申請可能だが、機能追加は不可とする(次々回選手権への申請扱いとなる)。
5. 審査
- CSAライブラリ審査委員会が行う。
- 機能・利用条件・ライセンス等を含めて協議する。
- 不明点などについて申請者に質問することがある。
- 新規申請の場合は1ヶ月以内に結果を発表・通知する。
- バグフィックスなどのバージョンアップの場合は協議を簡単にする。
6. 選手権参加者のライブラリ使用について
- 手を入れて使うのはOKだが、それも使用したことになる。
- 選手権参加者は使用したライブラリを公表するものとする。(自分が作成したライブラリであっても同じ)
- 選手権参加プログラムはオリジナリティのあるものとする。
7. 申請・問い合わせ先
- CSAライブラリ審査委員会 csa_library@computer-shogi.org
審査経過
- 開発者名:柾谷明大
ライブラリ名:slib.lib (コンピュータ将棋用合法手出力ライブラリ)
2004年12月10日受付 2005年1月11日認定
- 開発者名:金子知適、田中哲朗、副田俊介、林芳樹、竹内聖悟
ライブラリ名:osl-for-csa (バージョン 0.1)
2004年12月15日受付 2004年12月27日認定
- 開発者名:うさぴょんの育ての親 (池泰弘)
ライブラリ名:れさぴょん
2004年12月15日受付 2005年1月2日認定
コンピュータ将棋選手権(第15回)使用可能ライブラリ募集のお知らせ
コンピュータ将棋選手権では「思考部にオリジナリティがあること」「個々の開発者は一つのソフトのみに参加すること」を参加資格としておりますが、2005年5月開催予定の次回大会より、思考部の一部にライブラリの使用を認めることになりました。
これは、新規参加への敷居を下げ、大会をこれまで以上に発展させるとともに、研究開発成果を蓄積してコンピュータ将棋のさらなる進歩をはかること、思考部の一部のみの研究開発でも成果を大会でアピールできるようにすることにより研究開発へのモチベーションを上げることを目的としています。
ライブラリ開発者は下記の手順によってコンピュータ将棋協会(CSA)ライブラリ審査委員会に申請を行うことができます。審査をパスしたライブラリはCSAの公式サイトでも公開されます。
コンピュータ将棋選手権参加者は、このライブラリを自由に使用することができます。ただし、大会当日に、開発者名等と同様に使用したライブラリを表明する必要があります。
コンピュータ将棋選手権(第15回)使用可能ライブラリ募集要項
1. スケジュール
- ライブラリ申請は随時受け付ける。
- ただし、次回(2005年5月)選手権使用可能ライブラリについては2004年12月15日申請締切とする。(選手権申込開始は12月20日、締切は1月20日となる予定)
- 申請から1ヶ月以内に審査結果(使用可か否か)を発表する。
- 次々回(2006年5月頃の予定)使用可能ライブラリについては2005年9月頃締切の予定。
2. ライブラリの満たすべき条件
- 選手権への参加に関して、無料で自由に使えること。
- CSAはライブラリ使用に関する一切の責任を負わないこと。
- ソースの公開・非公開は問わない。
- 自分のサイトでの公開の有無や公開時期は問わない。
3. ライブラリの扱い
- 一旦使用可能と認定されたものは、そのバージョンに関してはCSA公式サイトにて恒久的に公開される。また、以降の大会でも恒久的に使用可能。
- ただし、CSA側で使用許可を取り消す場合がある。
- ライブラリの審査委員会への申請と審査結果は公表する。
4. 申請手順
- ライブラリ(利用条件・ライセンス含む)をCSAライブラリ審査委員会に電子的に送付のこと。(ライブラリ本体をどこかに置き、そのURIを送付することを推奨)
- 印刷してA4一枚になる程度の機能説明を付加すること。
- ライブラリ審査委員会から質問があった場合には速やかに回答すること。
- バージョンアップした場合は新たに申請すること(旧版も公開され続ける)。バグフィックス等のバージョンアップの場合は締切後も申請可能だが、機能追加は不可とする(次々回選手権への申請扱いとなる)。
5. 審査
- CSAライブラリ審査委員会が行う。
- 機能・利用条件・ライセンス等を含めて協議する。
- 不明点などについて申請者に質問することがある。
- 新規申請の場合は1ヶ月以内に結果を発表・通知する。
- バグフィックスなどのバージョンアップの場合は協議を簡単にする。
6. 選手権参加者のライブラリ使用について
- 手を入れて使うのはOKだが、それも使用したことになる。
- 選手権参加者は使用したライブラリを公表するものとする。(自分が作成したライブラリであっても同じ)
- 選手権参加プログラムはオリジナリティのあるものとする。
7. 申請・問い合わせ先
- CSAライブラリ審査委員会 csa_library@computer-shogi.org
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