第28回世界コンピュータ将棋選手権 協賛、協力団体・個人募集

2017年11月23日 最終更新


コンピュータ将棋協会では「第28回世界コンピュータ将棋選手権」の趣旨をご理解いただいて,ご協力いただける協賛企業,協力企業を募集しております.

 「協賛」の金額は,50万円以上から受け付けております.なお,10万円以上50万円未満の賛助金,または,10万円相当以上の物品の寄贈の場合,「協力」とさせていただきます.さらに,10万円未満の賛助金または10万円未満の物品寄贈の場合,「寄付」とさせていただきます.同条件で,個人の方の協賛,協力も募集しております.

 それぞれに応じて,以下のようなメリットを用意しております.なお,メリットに関しましては,運営上若干の変更が生じる場合がありますが,その場合は,ご応募いただいた方にご連絡申し上げますので,ご了承下さい.

 「協賛」,「協力」等のお申し込みは,2018年4月15日までとさせていただきます.事情により協賛等の決定が遅れる場合は,ご一報いただけますと幸いです.  本件について,ご不明な点ございましたら,以下の問い合わせ先までお問い合わせ下さい.

1)50万円以上の賛助金の場合,「協賛」となります.
  (特典)
  ・公式HP上で,商標(ロゴ)などのバナーリンクを張ります.
  ・ポスター,プログラム等の印刷物に貴社の社名及び商標を記載します.

2)10万円以上50万円未満の賛助金,または,10万円相当以上の物品の寄贈の場合,「協力」となります.
  (特典)
  ・公式HP上で,商標(ロゴ)などのバナーリンクを張ります.
  ・プログラム等の印刷物に貴社の社名を記載します.

3)10万円未満の金銭,及び10万円相当未満の物品等の寄贈の場合,「寄付」となり  ます.
  (特典)
  ・プログラム等の印刷物に貴社の社名を記載します.


<お申し込み方法>

協賛・協力のお申し込み

   以下の(あるいは添付の)「協賛・協力・寄付お申し込み書」に必要事項をご記入の上,メールか郵便でご申請下さい.
     メール送付先:takizawa@computer-shogi.org
     郵送先:169-8050
新宿区西早稲田1-6-1 早稲田大学政治経済学術院 瀧澤武信

   振込口座:みずほ銀行町田支店 
        普通預金 2117839
        名義:コンピュータ将棋協会

   希望納期:2018年4月28日

   ※請求書など特別な手続きが必要となる場合は,その旨ご連絡下さい.
    対応させていただきます.


        「協賛・協力・寄付 お申し込み書」

第28回世界コンピュータ将棋選手権への(協賛・協力・寄付)を申し込みます.

お申込み日:

貴社名:

 

賛助の内容(以下にご記入ください)

・金銭による賛助    (賛助金               円)

・物品による賛助    (                   )

ご担当者名:

ご担当者連絡先(mail address)


<問い合わせ先>
 ※ご不明な点がございましたら,メールにより何なりとお問い合わせ下さい.

 E-mail: takizawa@computer-shogi.org
  

 担当者:
  コンピュータ将棋協会 瀧澤武信
 宛先 169-8050
新宿区西早稲田1-6-1 早稲田大学政治経済学術院 瀧澤武信
 電話:090-9842-0514
 FAX:03-3204-8957


2017年11月21日

第28回世界コンピュータ将棋選手権企画案

コンピュータ将棋協会
会長  瀧澤武信

趣旨:
 人間の知的活動を観察,分析し,それを模倣することにより人間と同じような思考,行動を行わせようとする人工知能,知識工学の研究分野において,誰の目からも結果がはっきりと認識できるゲームの研究は,コンピュータが出現した当初からありました.チェスについては1997年に将棋と囲碁については2017年に,それぞれ互角の条件で人間のチャンピオンに勝ちましたが,現在でもさらに強いプログラムの開発が続けられており,注目されています.
 コンピュータ将棋の研究は1974年に開始されておりますので40年以上が経過しました.1994年頃アマ初段に,2005年5月にはアマチュア全国大会県代表レベルに達し,2012年以降のプロ棋士との対戦(電王戦)では,計20局の対局が行われコンピュータ将棋がプロ棋士に対し14勝5敗1引分と勝ち越しました.2017年に行われた「第2期電王戦」2番勝負では,「PONANZA」が佐藤天彦叡王(名人)に2連勝しました.
 学習に関しては,以前から行われておりましたが,2006年のBonanzaの成功(教師あり学習,すなわち,上位プロ棋士の棋譜を教師データとした学習)によりゲーム以外の人工知能の分野の研究者からも注目されるようになり,近年では多くの参加者が強化学習(教師なし学習)を用いるなど,研究面で情報処理技術の発展に寄与しています.
 2017年5月に行われた「第27回世界コンピュータ将棋選手権」では,「電王戦」でプロ棋士に7連勝するなど活躍し,選手権でも2連覇していた「Ponanza Chainer」(ponanzaにDeep Learningの機構を加えたプログラム)を破り「elmo」が初優勝しました.「elmo」,「Ponanza Chainer」を含め,複数の上位のプログラムはトッププロ棋士以上の実力を備えているものと思われます.「第28回世界コンピュータ将棋選手権」では,そのようなプログラム同士の戦いから高度な棋譜が多数得られ,プロ棋士をはじめとする人間の将棋にも影響を与えるなど,将棋そのものの発展に貢献できると思います.
 外国のチームも毎年参加しております.国内では大学等の研究者のチームも活躍しており,注目されています.また,近年では,アルゴリズムだけではなく,ソースプログラムの公開が行われ,選手権への参加の敷居を下げています.観戦されていたプロ棋士の方々のよると,コンピュータプログラムを上手に活用したプロ棋士の成績が良いようです.「第28回世界コンピュータ将棋選手権」でもプロ棋士の先生方においでいただき,出来ればイベントを開催するなどして盛り上げたく存じます.


(参考データ)

2017年 第27回世界コンピュータ将棋選手権 関連ページ,アクセス実績一覧
  ※()内は,2016年の実績

中継 トップページ アクセス数 中継 ユーザ数(ユニークIP数)
初日 8,545 (13,763) 2,682 (3,132)
2日目 26,868 (29,762) 8,129 (9,430)
最終日 30,278 (28,349) 12,655 (11,306)
翌日 2,990 (2,093) 3,328 (2,103)

中継blog アクセス数       中継blog 訪問者数
初日 8,174 (14,409) 2,192 (3,182)
2日目 10,080 (18,722) 2,923 (3,819)
最終日 12,183 (18,098) 3,761 (4,195)
翌日 2,162 (2,060) 1,009 (842)

     CSA トップページ アクセス数 選手権特設サイト 訪問者数
   初日 4,083 (3,895)    2,830 (10,734)
2日目 5,762 (5,531) 3,168 (9,799)
  最終日 6,569 (5,494) 2,802 (6,720)
翌日 1,998 (1,754) 562 (3,967)

ニコニコ生放送 大合神クジラちゃん
来場者数 [コメント数] 来場者数 [コメント数]
初日 7,515 [16,377] (8,003 [25,621])
2日目 76,781 [11,658] (83,535 [12,570]) 6,643 [23,592] (10,662 [37,346])
 最終日 78,943 [24,430] (85,870 [16,548]) 7,593 [17,939] (9,250 [24,458])
(ニコニコ生放送は最終日の3日後現在)
(大合神クジラちゃんのデータは鈴木雅博氏提供,最終日の4日後(翌々日)現在)
以上


本企画の概要は以下の通りです.
名称:      第28回世界コンピュータ将棋選手権
主催:      コンピュータ将棋協会(CSA)
共催:  早稲田大学ゲームの科学研究所
特別協力: 公益社団法人 日本将棋連盟
後援(予定):  総務省,文部科学省,経済産業省,一般社団法人 情報処理学会,
        一般社団法人 情報産業サービス協会,
  早稲田大学,木更津工業高等専門学校,
  電気通信大学エンターテイメントと認知科学研究ステーション
協賛,協力:  ハードウエア販売会社,将棋ソフトウエア販売会社など
開催日:    2018年5月3日(木)―5日(土)(3日間)
会場:     神奈川県川崎市 川崎市産業振興会館

大会規模:   参加50チーム程度(内外国チーム3程度)
大会運営:   CSA

宿泊施設:   川崎駅周辺のホテル等

大会予算:   協賛金および参加費(1チーム1万円)
        (協賛金目標:総額500万円)賞金も出したい.剰余金が出た場合は次回以降の選手権の準備金とする.

懇親会:    大会終了後,懇親会を開催する.多くの参加者,解説のプロ棋士等に参加してもらい,交流する.

選手権看板,メディアへの案内に協賛/後援等を明記する.また,協賛される場合,ブースを用意し,製品のパンフレット配布,販売等ができるようにする予定.
決勝戦については,プロ棋士の先生方にプロジェクタを利用した解説をお願いする.
予選,決勝ともLAN対戦,ネット中継,ブログによる配信を行う.

以上


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