第26回世界コンピュータ将棋選手権 ツツカナ アピール文書 ツツカナの一番の特徴は、指し手を読む深さを機械学習によって決定していることです。 詳細につきましては第21回選手権のアピール文書をご参照下さい。 *アピール文書へのリンク http://www.computer-shogi.org/wcsc21/appeal/tsutsukana/WCSC21_tsutsukana_20110327.pdf 厳密にはreductionのみを学習し、extensionは学習しない設計となっていますが、 これは「LMRのようなreduction+再探索」と「extension」は性質が違うものだと捉えているためで、 extensionは棋譜に現れない要素(水平線効果の抑制や動的な情報等)を 考慮する必要があると考えているからです。 現在も大枠は変わっていませんが、精度の向上や探索に関する知識を埋め込むために 目的関数や指し手の評価関数の形に関して上記の文書から改良が行われています。 2016/03/31