第26回世界コンピュータ将棋選手権 Claireアピール文書 2016年5月8日 1.自己紹介 ・プログラミング歴は2年半 ・棋力は将棋ウォーズで初段程度 ・2015年10月頃から開発開始 ・今年の目標は最後まで指しきることです。 2.特徴 取り敢えず動きます。そしてルール通り指せます(たぶん) 盤面構造はやねうら王やAperyなどと同じ縦型Bitboardです。 (2016/5/8追記) ルール通り……指せてなかったですね……。精進します。 ・探索部 Principal Variation Search Null Move Pruning Razoring 枝刈りは他ソフトよりきつめにしたいのですが、アピール文書作成時点(2016/3/30)で実装済みなのは Null Move PruningとRazoringのみです。 (2016/5/8追記) 結局Stockfish7風の探索に多少パラメータをいじった程度になりました。 ・評価関数 駒割り、手番、玉の安全度、3駒関係(KKP、KPP) 駒割りはBona6の値と同じ。 評価パラメータ値は実装が間に合わないので、やねうら王のものをそのまま使用する予定です。 (2016/5/8追記) 攻撃の手番を持っている側の評価値にいくらかのボーナスを加えています。 1手1秒で500戦して269-8-223の勝率54% また、玉の安全度として、玉周辺の利きの数を見ています。 ・並列化 lazy SMPで並列化しています。 ・定跡 floodgateの棋譜約8万局より生成しています。 定跡は早めに抜ける予定。 (2016/5/8追記) 早めに抜ける予定でしたが、少しでも終盤に時間を残したかったので最大32手目まで定跡で指すようにしました。 2015年のfloodgateの棋譜約8万局から作成し、前例の多いもの・勝率の高いものを選ぶようにしました。 3.参考ソフト やねうら王、Apery、Stockfish Claireは上記ソフトを参考にさせて頂いています。 作者様に深く感謝いたします。