第24回世界コンピュータ将棋選手権 協賛、協力企業募集

2014年1月25日 最終更新


コンピュータ将棋協会では「第24回世界コンピュータ将棋選手権」の趣旨をご理解いただいて,ご協力いただける協賛企業,協力企業を募集しております.
 「協賛」の金額は,50万円以上から受け付けております.なお,10万円以上50万円未満の賛助金,または,10万円相当以上の物品の寄贈の場合,「協力」とさせていただきます.さらに,10万円未満の賛助金または10万円未満の物品寄贈の場合,「寄付」とさせていただきます.

 それぞれに応じて,以下のようなメリットを用意しております.なお,メリットに関しましては,運営上若干の変更が生じる場合がありますが,その場合は,ご応募いただいた方に御連絡申し上げますので,ご了承下さい.

 「協賛」,「協力」等のお申し込みは,2014年2月1日より2014年4月15日までとさせていただきます.
 事情により協賛等の決定が遅れる場合は,ご一報いただけますと幸いです.
 本件について,ご不明な点ございましたら,以下の問い合わせ先までお問い合わせ下さい.

1)50万円以上の賛助金の場合,「協賛」となります.
  (特典)
  ・公式HP上で,商標(ロゴ)などのバナーリンクを張ります.
  ・ポスター,プログラム等印刷物に御社の社名及び商標を記載します.
  ・懇親会は諸般の事情から予定しておりませんが,実施する場合にはご連絡申し上げます.

2)10万円以上50万円未満の賛助金,または,10万円相当以上の物品の寄贈の場合,「協力」となります.
  (特典)
  ・公式HP上で,商標(ロゴ)などのバナーリンクを張ります.
  ・プログラム等の印刷物に御社の社名を記載します.
  ・懇親会は諸般の事情から予定しておりませんが,実施する場合にはご連絡申し上げます.

3)10万円未満の金銭,及び10万円相当以下の物品等の寄贈の場合,「寄付」となります.
  (特典)
  ・プログラム等の印刷物に御社の社名を記載します.


<お申し込み方法>

協賛・協力のお申し込み

   以下の(あるいは添付の)
  「協賛・協力・寄付お申し込み書」に必要事項をご記入の上,
   メールか郵便でご申請下さい.
     メール送付先:takizawa@computer-shogi.org
     郵送先:169-8050 新宿区西早稲田1-6-1 早稲田大学政治経済学術院 瀧澤武信

   振込口座:みずほ銀行町田支店 
        普通預金 2117839
        名義:コンピュータ将棋協会

   希望納期:2014年4月27日

   ※請求書など特別な手続きが必要となる場合は,その旨ご連絡下さい.
    対応させていただきます.


        「協賛・協力・寄付 お申し込み書」

第24回世界コンピュータ将棋選手権への(協賛・協力・寄付)を申し込みます.

お申込み日:2014年

貴社名:

 

賛助の内容(以下にご記入ください)

・金銭による賛助    (賛助金               円)

・物品による賛助    (                   )

ご担当者名:

ご担当者連絡先(mail address)


<問い合わせ先>
 ※ご不明な点がございましたら,メールにより何なりとお問い合わせ下さい.

 E-mail: takizawa@computer-shogi.org
  

 担当者:
  コンピュータ将棋協会 瀧澤武信
 宛先 169-8050 新宿区西早稲田1-6-1 早稲田大学政治経済学術院 瀧澤武信
 電話:090-9842-0514
 FAX:03-3204-8957


 第24回世界コンピュータ将棋選手権開催趣旨

  情報処理の最先端技術を分かりやすく一般の方に示すのは難しい.その中で,人工知能や知識工学の応用としての思考ゲームは,結果を勝敗で示すことができるので,一般の方にも技術レベルが分かりやすい分野である.
 チェスに関しては,1950年頃(コンピュータの黎明期)から既に研究が始まっており,1997年に当時の世界チャンピオンのカスパロフ氏をコンピュータプログラム「ディープブルー」が破ったことで,ゲームになじみのない方々にも大変な衝撃を与えた.将棋は,チェスに比べて,「持ち駒」ルールにより探索空間(ある指し手,それに対する相手の指し手,それに対する指し手,,,のように,手を読み進めていくときの読み手の総数)が大きく(チェスでは10の120乗,将棋では10の220乗),一方,囲碁(10の360乗)よりは小さいため,コンピュータチェスに取り組んでいた研究者など外国人を含め多くが研究を行っている.観測可能な宇宙の全原子の総数が10の80乗とされているので,探索空間の大きさは,それよりはるかに大きい.
 コンピュータ将棋の研究は1974年に始まった.チェスの研究開始から世界チャンピオンを破るまでほぼ50年かかったので,将棋についても,研究の始まりから数えて50年後の2024年頃までにはプロのトップ棋士に迫るものが出てくると予想されていた.実際,1995年頃アマチュア初段レベルに到達し,その後,2年で1段ずつレベルが上がり,2005年頃にはアマチュア六段(県代表程度)となったと言われている.2012年1月の第1回電王戦において,(故)米長邦雄永世棋聖に対して,第21回世界コンピュータ将棋選手権で優勝した「ボンクラーズ」が,2013年3月〜4月に行われた「第2回電王戦」において,第22回世界コンピュータ将棋選手権の上位5チームが現役プロ棋士5人と対戦し,3勝1敗1分と勝ち越すなど,現在のトッププログラムの実力は男性トッププロ棋士のレベルに近づいたと言われるに至った.
 コンピュータ将棋選手権は,1990年に第1回が行われ,その後ほぼ1年に1回行われてきている.2014年5月には第24回世界コンピュータ将棋選手権が開催される.この選手権は,各参加プログラムの成果の公表(パフォーマンス)の場としての意義を持ち,これが,研究のための研究ではなく,実用的な面を明らかにすることで一般の方に情報処理の最先端技術の成果を示すと共に,新しいアルゴリズムの実験の場として,参加者間の情報交換を行うことによるさらなる情報処理技術の進歩を促す場ともなっている.参加者が一堂に会する選手権の意義もそこにあると考えている.
 選手権で優秀な成績を収めた開発者には,コンピュータ将棋協会の例会やゲームプログラミングワークショップ(コンピュータ将棋協会協力)などの発表の場で,情報公開を積極的に促している.これにより,この分野の技術の向上を促進するとともに,新規参入の参加者が容易に開発できるような支援も行なっている.この積極的な情報公開の考え方が,コンピュータ将棋の進歩を早めてきたばかりか,情報処理技術の進歩に寄与すると考えている.

                                                  2014年 1月
                                                  CSA会長 瀧澤武信


参考データ

2013年 第23回世界コンピュータ将棋選手権 関連ページ,アクセス実績一覧
  ※()内は,2012年の数です.
★中継 トップページ  左側:アクセス数  右側:ユーザ数[ユニークIP数]
初日 22,789 (13,788) 10,482 (4,302)
2日目 35,482 (27,161) 16,751 (6,695)
最終日 28,334 (28,951) 18,130 (8,166)
翌日 5,478 (7,883) 5,942 (6,797)

★中継blog       左側:アクセス数  右側:訪問者数
前日 579 (225) 366 (148)
初日 17,358 (8,379) 5,441 (2,104)
2日目 43,974 (18,593) 8,436 (3,882)
最終日 63,080 (25,123) 18,868 (4,941)
翌日 22,927 (18,113) 11,949 (11,009)

★CSAトップページ  アクセス数 Ustream アクセス数
初日 4,652 (3,546)
2日目 5,137 (4,709) 1,400〜1,500
最終日 7,040 (6,921) 2,400〜2,500
翌日 5,100 (3,521)


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