「まったりゆうちゃん」についての紹介 「まったりゆうちゃん」は東京農工大学小谷研究室で開発された将棋プログラムであり 2004年度からコンピュータ将棋選手権に参加している. 次に「まったりゆうちゃん」で用いられている手法の概要について述べる. 探索:反復深化,実現確率探索,0.5手延長,futility-pruning,null move pruing, その他さまざまな探索延長,短縮,などを使用 評価関数:駒価値,玉に対する駒価値,進行度などを考慮し,手調整されたものを使用 詰め探索:PDS(Proof-number Disproof-number Search)を使用 2013年度に向けて、現在、機械学習を利用したMO(Move Ordering)の改善を実装中。 機械学習の結果をMO以外にも枝刈りなどに反映して、探索部分の強化を図っている。