2013年 柿木将棋のアピール文章 今年は、去年と大きく変わりました。 昨年まで、全幅探索のプログラムと選択探索のプログラムの2種を組み合わせていました。 今年は、全幅探索のプログラムだけにしました。ようやく、その方が強くなったからです。 全幅探索のプログラムは、2007年に新しく開発を始めたものです。 ボナンザの影響を受け、全幅探索を行い、評価関数はボナンザ法の学習で作成しているものです。 ただし、ボナンザとは色々違っています。 例えば、bit-boardは使わず、利きデータを使っています。 評価関数の評価項目は独自のものです。 floodgate では、今年のプログラムは昨年のプログラムに対して、7割程度の勝率があります。 ただし、floodgateでのレーティングの点数は、後述するように、少し不可解な点があります。 昨年のプログラムは、昨年のfloodgateでの点数は 2145点、 ほぼ同じプログラムが今年は、2089点と少し下がりました。 全幅探索のプログラムは、昨年に対して、次の改良を行いました。 1.並列化 2.山下さんの 0.5手延長方式を採用 3.評価関数の調整 全幅探索のプログラムのfloodgateでのレーティングは、改良前 2094点、 改良後 2184 点と 90点上がった程度です。 2013/04/18 柿木