【 将棋プログラム:馬歩(まほ)の紹介 】 ■ 概要 馬歩は2011年9月あたりから開発を始めたプログラムです。  Webや書籍から、作者が良さそうと思った手法を取り入れながら、 組み合わせて実装しています。 全体として、チェスや将棋プログラムの一般的に知られる技術の 集まりですが、ソースコードは自作のものです。 ■ 詳細 ・データ構造 - 駒情報管理 駒番号による管理。 - ビットボード GPW2010 「コンピュータ将棋におけるMagic Bitboard の提案と実装」にて 発表されたマジックビットボード。 (発明者の山本氏に感謝致します。) - 効き情報管理 マスに対し、効いている駒番号を64ビット変数に割り当てて管理。 ★ 工夫したポイント   ここに動けるという効き情報はビットボード、このマスに効いているという   効き情報は効き管理ビットから取り出します。盤面更新速度はどちらか 一方しか使わない場合に比べ、遅くなると考えられますが、両者を適切に 使い分けることで、トータル的なパフォーマンス向上を目指しています。 ・探索 - アルファベータ探索 - 静止探索 - トランスポジション・テーブル - 指し手オーダリング - 各種リダクション、前向き枝刈等 ★ 工夫したポイント チェス、将棋プログラムで一般的な手法を用いますが、各種探索パラメータや   実装方法などの細かい部分は、評価しながら決定しています。 ・評価関数 - 人間が用いる将棋の知識に基づいて評価パラメータ考案し、試行錯誤で手調整。 ★ 工夫したポイント 作者自身の将棋の知識が主なベースになっているため、独自といえそうです。   (実のところは、完成度がとても低いです。。) 以上、よろしくお願いします。