■白砂将棋（第22回世界コンピュータ将棋選手権　アピール文書)
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                                                                    2012.03.30
                                                                    白砂 青松

○目標
	自身の愛用戦法である「７七桂戦法」を指しこなすこと。

○使用ライブラリ
	れさぴょん

○定跡
	自身の実戦譜・研究を元に約10,000手を登録。
	定跡を外れても、できるだけ７七桂戦法から外れずに指し継いでいくようにした。

○探索
	NegaScoutを採用。反復深化により単純なαβ探索よりは速く動いている。

○評価関数
	コンピュータ将棋で指しこなしにくい、「駒は損しているが指しやすい」という、
	７七桂戦法ではまま生じる局面を中心に、７七桂戦法側有利に判断させるように思考
	を調整。穴熊などの評価値もやや低めに設定している。
	れさぴょんには評価関数はほとんどないので、中終盤を中心に各種作成した。

○詰将棋ルーチン
	pn-searchを採用。
	れさぴょんの詰ルーチンよりは速く動作するが、簡単な詰みを不詰と判定するケース
	がまだあり、現在調整中。