「うさぴょん」アピール文書 2010/03/28 池 泰弘 1999年から『鈴木将棋』をベースに、開発を始める。 『鈴木将棋』での前向き枝刈りの精度が悪かったため、 指し手の前向き枝刈りのために、駒の交換値を手を進める度に求めている。 その際、最大の交換値と位置などの情報も局面クラスに全て持っている。 指し手を進めた結果としての局面の評価値+交換値の変化を指し手の基本的な評価値とし、 読みの深いところでは評価値の高い16手程度を読みの候補としている。 こういった構造のため、指し手を戻すルーチンは複雑となり、未だに実装されておらず、 うさぴょんは局面のコピーをスタック上に貯めていく構造となっている。 (そのため、コンパイル時にはスタックの大きさのオプションをある程度大きな値と しないとスタックオーバーフローで動作しない。) 今回は、公開している2007年度参加時のソース(安定版) (http://homepage1.nifty.com/Ike/usapyon/binary/Usapyon2007Src.zip) をベースに、futility prunningとLate Move Reductionを実装して参加する予定である。