評価関数は学習はしておらず、従来の手作業によるものになっています。 評価項目は玉の周り24近傍の状態、それぞれの駒の状態、駒得、あたり等です。 一部手番によって非対称になっています。このためすこしハッシュが複雑になります。 玉の周りの状態によっては評価関数の中から一手詰めを読んでいます。 駒組みは玉の周りの金銀のパターンを持っていてそれと玉の位置評価を組み合わせて 行っています。 探索はPVSです。ルートと2手目はほぼすべての手を読んでいますが、それ以降は 手の生成ルーチンから選んだ最大55手の幅で読みます。 リダクションはnull move pruningとhistory pruningを使っています。 history pruningは初出場のときから使っています。history pruningにヒットして 前回反復時にUP_BOUND(ALL)のノードでそのときのスコアが現在のalpha値より低ければさらに 読む手を短くするようなこともしています。 延長はYSSの1/2手延長などを使っています。