第11回 コンピュータ将棋協会賞

2006年5月5日授賞


「CSA研究賞」

橋本 剛
必死探索やそっぽ手の効率的な排除法に基づく終盤の寄せ合い探索や絶対位置による評価関数の設計法など優れた研究を行い、それらを実装したプログラムが選手権で活躍することで優秀さを実証しコンピュータ将棋の発展に大いに貢献したので表彰する。
「CSA研究賞」
有岡 雅章
KFEndシステムの作者としてコンピュータ将棋選手権の長年の有力参加者として活躍するとともに、積極的に独自の方法を設計しそれを紙面およびウェブページにて発表し、コンピュータ将棋の発展に大いに貢献したので表彰する。
「感謝状」
勝又 清和
1999年の第9回コンピュータ将棋選手権以来選手権会場においてプロの考え方を分かりやすく解説するとともに、開発者に具体的なアドバイスを行った。2003年からは優勝者との駒落ちのエキシビション対局によりコンピュータ将棋の特徴を明らかにし、その発展に寄与された。これらに対し感謝する。

「感謝状」

角 研一
1990年の第1回コンピュータ将棋選手権以来永年にわたりコンピュータ将棋選手権の運営に協力し、選手権のスムーズな進行やメディアへのアピール等を通じて、コンピュータ将棋の発展に寄与されたことに感謝する。

CSA Home